zemroika

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夏の園



夏の園_convert_20110508231953





ばらを見たい あの比類なき園へ
この世でいちばん美しいものの植わる

彫像たちが 若かったころのわたしを憶えている
そしてわたしは ネヴァの水に浸されたかれらを

皇帝のぼだい樹のあいだ かぐわしい静寂のなか
船の帆柱が きしむ音を聞いたような

白鳥は昔どおりに 時代の流れを漂っていき
じぶんのうつし身に 見惚れている

死んだように眠る 幾千幾百の歩み
敵のものと友のもの 友のものも敵のものも

影の行進は 終わりが見えず
御影石の花瓶から 宮殿の扉まで

そこでは わたしの白夜が
だれかの高貴な 秘密の愛をうわさしている

すべてが 螺鈿と碧玉の色に燃える
光のみなもとは 秘められて隠されたまま


(アンナ・アフマートワ『夏の園』 拙訳)



夏の園



東京は一日きれいに晴れて、すばらしい日曜日だった。
サザエさんを見てもつらくならなかった位、というと少しは伝わるだろうか。


夏の園(レートニー・サード летний сад)はサンクトペテルブルグの中心部のやや北、ネヴァ川と運河に囲まれた緑豊かな公園です。ペテルブルクにいた09年はずっと工事のため閉園していて、私自身はそこを歩いたことがないけれども、ペテルブルクの作家たちが繰り返し作品の中で散歩しているのを見て、すっかり何度も歩いたことがある気になっていた。

写真はペテルブルクの郊外、ガッチナの古橋。日付を見ると7月25日とあった。今日の中野よりも涼しかった気がするんだけどなあ。

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  1. 2011/05/08(日) 23:45:08|
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