zemroika

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"Принцесса Зара" ザーラ姫

古典ロシア文学シリーズ新作です↓


写真 (9)


ニコライ・グミリョフ Николай Гумилёв(1886-1921)
 20世紀初頭ロシアの「銀の時代」の詩人。原初の人間のように世界を見ることをマニフェストに掲げたアクメイズムの創始者であり、同じくアクメイストとして出発したアフマートワの夫。結婚後単身アフリカへ旅に出る。1921年、反革命の陰謀に加担した疑惑により銃殺刑に処される。


B6・8ページの小品です。ザンジバルの宮殿の一夜の話。話の筋はけっこうかなり少女趣味ですが… が、革命期ロシアの、それもつめたい花崗岩と氷の運河のペテルブルクの詩人が、アフリカを夢見ながら書いたというのが、いいんです。青年とアフリカ!
ロシア語で書かれたアフリカの固有名詞がシュールで、全然発音がわからず、はじめ姫の名前がザーラなのかザラーなのかすらわからなかった。


…… わたしはシャリ川の流れに従い、黒石の偶像に祈る人喰いの、背の低い未開人の棲むニアム・ニアムの地を渡りました。ウケレウェ島の毒雲がわたしの身体を熱病の火で充満させ、ヌゲジの森で大蛇と闘い、左手にキリマンジャロの白銀の雪が輝く間の四十日間、ニヤジの一族に後を追われました。そしてわたしがザンジバルに到るまでに、半月が八度、満月になりました。 ……
(拙訳 『ザーラ姫』 本文より)


このサイズだと、普通の手紙にも入れてしまえる。人に手紙が書きたくて口実のためにこういうものを作っている気もします。待っててお手紙書くよ!


部数は多くありませんが、今は中野のタコシェさんに置いてます。


2/17追記:目黒の金柑画廊さん、吉祥寺の百年さんにも置かせていただきました。
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  1. 2013/01/27(日) 17:20:08|
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