zemroika

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中央アジア、とは①


(左)まずはこれだけペルシア語
(右)タジク語文法便覧


uchebniki_convert_20150222215557.jpg


来月から中央アジアのタジキスタンという国に赴任するため、少しずつ勉強しています。

かつてソ連だった国ではロシア語が公用語として用いられていたため、ソ連時代に教育を受けていた人の多くはロシア語と現地語のバイリンガルです。
ウクライナ語やベラルーシ語のように、ロシア語と非常に近い言語もある一方で、アゼルバイジャンや中央アジアの多くの国はトルコ系の言語で、語彙も文法もまったくロシア語とは異なっています。
タジキスタンは旧ソ連の国々の中で唯一ペルシア系の言語とルーツを持つ国。
タジク語の資料が非常に少ないのと、さらに「ペルシア文字読めたら楽しい」という理由で上の二冊を同時進行で読んでいます!
しかし「タジク語はペルシア語の方言のようなもの」とは言うものの、結構発音が違う。ペルシア語ができる知人が「ペルシア語のお茶はチャイで、タジク語だとチョイになるんですよ」と言っていたけれど、どうやらアがオの音に入れ替わることが多い様子。単語の複数形の語尾がペルシア語だと-haとか-anであるのに対して、タジク語だと-hoとか-onになるなど。


karta.jpg


地図の中央下あたりにテヘランが示されていますが、イランとその東のアフガニスタン、その北のタジキスタンがペルシア語系の地域です。

私の唯一のタジク人の知り合いが語っていたこと。
「中央アジア、と一括りにされるけれど、歴史的に中央アジアだなんて場所があったわけではなく、ロシアの侵略があり、ソ連によって国境線が引かれ、今のような人為的な分け方がされているわけです」

ロシア料理レストランで働くウズベキスタン人の店員さんのセリフ。
「私はロシア語とウズベク語とタジク語が話せます、サマルカンド出身ですから」

サマルカンドというのはウズベキスタンの古都で、ブルーの美しいモスク郡をもつ中央アジア随一の観光地ですが、ペルシア系の王朝のもとで栄えた歴史があり、サマルカンドからさらに西方の古都ブハラと合わせ、タジク語話者の多い町だそう。



image1+(9)_convert_20150222215540.jpeg


圧倒的な歴史のロマンを感じる一方で、国や民族をどうやって括るかというのはとてもとてもセンシティヴな問題ではありますが、唯一中央アジアを一括りにできるものは、羊の肉なのじゃないかと思う。
中央アジアの料理ってどんな感じ?と聞かれて、「うーん、遊牧民の羊料理にインドとか中国のスパイスが加わった感じ」と言うと、「えーおいしそう!」という反応が返ってきたけれど、どうでしょう?
上の写真は東京・茅場町のウズベク料理店より、羊と鶏のシャシリク(串焼き)とバルチカNo.3(ロシアビール)。

ウズベキスタンで羊のスープや羊の串焼き、羊とトマトや野菜の沢山入ったラグマン(皿うどん)を安食堂で食べながら、西へ西へと砂漠地帯を旅していったことを思い出します。

次回記事も中央アジアについて書こうと思います。



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  1. 2015/02/22(日) 23:59:25|
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